鈴木 純 自己紹介へ

Low-Eガラスとは何者?

窓を選んでいると「Low-E」という文字をよく見かけると思います。
中グレード以上の窓のガラスとして「Low-Eガラス」や「Low-E複層ガラス」が使われているので、なんとなく性能の高いガラスなんだろうなという認識だと思います。

近年は住宅の高断熱化が求められており、外壁や屋根などよりもはるかに熱の流出・流入が多い「窓」の断熱性能が高められてきています。

上記の図のように普通の窓の場合は開口部からの熱の流出入が多く、室温を維持し続けるには冷暖房を稼働し続けなければならないので熱効率が悪い家になってしまいます。
窓からの熱移動を防ぐにはフレームサッシの断熱性能を高めるだけでなく、ガラスの性能も高めなくてはなりません。Low-Eガラスはそのためのガラスです。

放射による熱の伝わりを抑制

「Low-E」はlow‐emissivityの略で”低放射率”という意味です。
Low-Eガラスはガラス面に薄い特殊金属膜をコーティングしたガラスで、放射による熱の伝わりを抑える効果があります。

Low-E複層ガラスの場合は内側か外側のどちらか片側にコーティングしてある商品が多いのですが、この2つは少し特性が違い、外側をLow-Eガラスにした方が遮熱効果は高くなります。
寒い地域や北側の窓である程度日差しによる熱を取り込みたい場合は内側をLow-Eガラス、暑い地域や日差しが強すぎる方角の窓は外側をLow-Eにするなど環境によって選ぶと良いでしょう。

紫外線対策にも効果

Low-Eガラスには紫外線をカットする効果もあり、肌の日焼けだけでなく家具や畳の色あせも抑制してくれます。
LIXILのトリプルガラスには両側ともLow-Eガラスにしたもの(ダブルLow-Eガラス)があり、タイプによっては紫外線を90%以上カットしてくれるガラスもあります。

Low-Eガラスは屋外から熱や紫外線が入ってくるのを抑制する特徴があり、家の高断熱化のために使われている高性能なガラスです。
家を建てる時やリフォームの際、どんなガラスを使っているのかチェックしてみてください。

※記事内のデータや画像はLIXILのカタログより出典


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