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下鴨神社の真夏の風物詩

2023/08/01(火) 日々のこと堀 洋美

 

京都は下鴨神社のみたらし祭(御手洗祭)です。
(下鴨神社の正式名は「賀茂御祖神社」)

 

御手洗池で1年の無病息災を祈るお祭りです。
このお祭りは夏の土用の期間に御手洗池の湧き水に足を浸して社まで歩き、ろうそくを献灯することから「足つけ神事」と呼ばれる夏の風物詩。

 

ろうそくを頂き池に素足で入ると、ひんやりと冷たく気持ち良かったです。
池の途中でろうそくに火を灯して、神前に供えてお祈り。
池から上がり、ご神水を飲んで心身を清める。
という参拝です。

 

この神事は、平安時代に貴族たちが季節の変わり目に罪や穢れを祓っていたのが由来となっているとの事です。
後醍醐天皇は清めの為、御手洗池の水をすくったところ、大きな泡がぷくりと浮かび、少し間をおいて4つの泡がぷくぷくと浮かび上がり、 それを人に見立てて団子にしたのが、みたらし団子の起源と言われています。
ここは、みたらし団子の発祥の地でもあります。

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